炎症性腸疾患について


 炎症性腸疾患とは消化管に原因不明の炎症や潰瘍を繰り返し生じ、腹痛や下痢、血便、発熱、体重減少などを主症状とする疾患の総称で、現在は主に潰瘍性大腸炎とクローン病の2つを指します。

 平成25年(2013年)度のデータによると、炎症性腸疾患における特定疾患医療受給者証の所持者数は潰瘍性大腸炎で15万5116、クローン病は約3万8271となっており、患者数は増加の一途を辿っています。 (下図参照)


 私は2015年2月にクローン病で入院し、完全静脈栄養療法、経腸栄養剤による栄養療法を経て、3月下旬に回盲部を含め小腸を50センチ程切除する手術を経験しました。

 クローン病の発症から今回の入院、手術の経験を経て、同じ炎症性腸疾患を抱える方たちに鍼灸治療を通じて少しでも貢献できることはないかと考え、現在の眼科領域の鍼灸治療に加え、炎症性腸疾患の領域にも専門特化していきたいという思いからこのページを立ち上げることにしました。

クローン病発症、入院、手術を経て退院までの経緯

クローン病のページ

潰瘍性大腸炎のページ

炎症性腸疾患に対する鍼灸治療〜秋英堂治療院の考え〜



病気の話

■眼の病気
■その他の病気
■中医眼科

ちょこっと息抜き

■院長ブログ
■face book
■秋英堂通信

秋英堂の名前の由来

治療院名となっている「秋英」とは秋桜、コスモスの中国語名の1つです。花言葉の1つに「調和」ということばがあります。
からだとこころの調和、ひとと自然との調和、ひと同志の調和を目指した治療院にしたいという思いから、「秋英堂(しゅうえいどう)治療院」と名付けました。