秋英堂治療院の方針


■鍼灸治療をお考えの方へ
 まず、『鍼灸は魔法ではない』ということを御理解ください。
 鍼灸治療は、薬物のように症状や病変部そのものへ働きかけるものとは違い、体の治癒力を高めることで、症状や苦痛の改善を図る治療法です。
 しかし、治療を受けようとされる方の中には、過剰なまでに鍼灸治療の効果を期待していらっしゃる方も少なくありません。お気持ちは十分わかります。ただ、症状や疾患にもよりますが、基本的には長年の体への負担によって現れたものが多くを占めます。
 特に慢性病や、難治性疾患(当院でいえば、緑内障や、あるいは網膜色素変性症・炎症性腸疾患などの指定難病)については、症状の軽減や現状の維持に加え、体質改善の視点も持ち合わせながら、継続的な治療を行っていくことが必要不可欠です。
 このような場合、症状が改善するまでにある程度の治療期間を必要とすることがあります。予めご相談ください。

 相談は無料です。お電話もしくは メールフォームからお問い合わせください。

 Tel:0466-65-1489



東洋医学の考え方に基づいた治療


 秋英堂治療院は、東洋医学(中医学)の考え方に基づいて治療を行っております。患者さんの体の状態を把握する上で、中医学では4つの診察法(四診)を重視します。

 ■四診とは?

 @望診(ぼうしん:視診)
 A聞診(ぶんしん:声や臭いをみること)
 B問診(病歴の聴取など)
 C切診(触診のこと)

 全ての診察が重要なのは言うまでもありませんが、この中で特に「問診」に関しては、患者さんの主訴(もっとも辛い症状)について詳細にお話を伺います。治療を効果的かつ効率的に進めて行くうえで、極めて重要な位置を占めます。問診については出来る限り可能な範囲で質問にお答えいただけると助かります。ただ内容によっては、どうしてもお答えにくいこともあるかと思いますので、その時はご遠慮なくおっしゃってください。

医療機関に通院中のかたへ

  
 鍼灸治療受けられる患者さんは、同時に病院を受診されている方も少なくありません。(眼の治療を受けられる方は、ほぼ全員が病院を受診あるいは通院しています)。病院を受診した際に、いろいろな検査を受けているケースもあるでしょう。
 病院など医療機関での検査結果(数値や画像など)については、そのコピーなどを貰い、できる限り患者さんご自身のお手元に保管しておくことをお勧めします。患者さんご自身で自分の体の状態を把握し、継時的な変化を確認することで、治療意識も高まり、治癒を早めることができます。これからは、医師に全てを任せきりにするのではなく、患者さんご自身が治療に対して今まで以上に積極的になるべきではないかと考えます。



病気の話

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■秋英堂通信

秋英堂の名前の由来

治療院名となっている「秋英」とは秋桜、コスモスの中国語名の1つです。花言葉の1つに「調和」ということばがあります。
からだとこころの調和、ひとと自然との調和、ひと同志の調和を目指した治療院にしたいという思いから、「秋英堂(しゅうえいどう)治療院」と名付けました。